私の親知らずは既に3本を日本で抜歯しています。
上あごの最初の2本はまだ若かりし20代の前半に、30代に入ってから下あごの親知らずの1つが真横に向かって生えている事が発覚、総合病院で外科手術をして抜歯しました。
本当はその時に下あごの2本を抜歯すれば良かったのですが、手術後1週間ほど寝込んでしまい、こんな苦しい思いは当分出来ない…と結局1本を残して渡米しました。

親知らずがある事などすっかり忘れて約10年、ある時からひょっこり奥歯の奥に違和感を感じる様に…。忘れていた奴がゆっくりと成長していました

アメリカはとにかく医療費が高いので、少々の事なら我慢していたのですが、奥の歯茎が親知らずにかぶさる様に腫れているのが不快でとうとう抜歯する事を決意。仕方なく歯医者に行きました

やはり通常の歯科医院では対応出来ないとの事で、手術が出来る施設のあるクリニックへ紹介状を書いてもらい、再度そちらに予約を取って行ってきました。

アメリカで病院に行くという事はおそらく多くの外国人にとってハードルが高いもので、保険の有無、自己負担額、とにかく色々と難しい問題をクリアしなければいけません。

自動車事故をした友人は、手術・入院費で約2000万円の請求書が送られてきて、結局自己破産をしてしまいました。

私自身も以前、歯の詰め物が取れてしまったのでその歯を治療する為に行ったら10万円近く請求されました (その時は保険がなかったので全額自己負担でした)

とにかく病院に対しては怖いイメージしかないので健康保険に加入している今でさえほとんど病院に行く事はありません。(保険料の高さも酷いものです!医療関係は本当に最悪です)

さて、勇気を出して抜歯の手術を決めたはいいけど、その際の麻酔の種類、そして手術後の痛み止めなど、いろいろな選択肢があるのですが、種類によって値段がかなり違います。しかも選択は患者次第…

全身麻酔で寝ている間に手術を受ける事も、笑気ガスで鎮静状態の中で手術を受ける事も、お金さえ払えばどれを選んでもいいのです。

手術後に苦しんだ10年前の怖さが頭をよぎったものの、支払い額を抑えたい私は、ベーシックの部分麻酔のみ、手術後の痛み止めの注射も無しというとにかく一番安いプランで手術を乗り切ることにしました。

私の最後の親知らずは、なかなか強く根がはっていたらしく、通常の手術よりも長い時間を要したようです。部分麻酔だったので医師とアシスタントの会話が聞こえていたので少しナーバスになりました。

抜歯後は思っていた以上に頬が腫れて、麻酔が切れる頃には痛み止めを飲まないといられないほど頬全体がガンガン痛みました。

しばらくは食べる時も気をつけなければならないので、ついでにダイエットでもしようかと目論んでいるところです。

抜歯にかかった自己負担額は、痛み止めなどの薬代を含まず$170。この請求書を受け取ってホッとした私はもうアメリカ生活に慣れてしまったってことでしょうか…。
日本での抜歯は数千円で済みますからね〜

まだ日本に住んでいる間に全て抜歯しておけば良かったな、と今となっては思います。